両親が年老いてきて、そろそろ父親の定年が近い。うちの両親は仲が悪いけど一緒にやっていけるのだろうか?もしかして熟年離婚するかも?そういう不安がある両親がいる場合、早めに老後どうするつもりなのか聞いておいたほうが良いと思います。あなたの人生に大きな影響を及ぼす可能性があります。

母親を引き取らなければならないかもしれない



もし両親が定年を機会に離婚した場合、父親の方は会社員だったなら厚生年金で自活できるかもしれませんが、専業主婦など会社員でなかった母親は国民年金のみとなり自活できないかもしれません。そして面倒を見てほしいと相談を受けることもあるでしょう。

さらに国民年金は厚生年金と違って強制徴収されませんから、母親が払っていないことも可能性としてありえます。その場合、無年金で老後生活を迎えることになり、その生活を子供が支えるとなると大きな経済負担になります。

同居しないという選択肢



親を扶養する義務があると言いますが、法的な拘束力はそれほど強いものではありません。あくまで子供が生活の負担にならない範囲で面倒を見ればいいのです。だから自分が結婚もしたい、子育てもしたい、老後の費用も作りたい、だから親を扶養する余裕はないという主張は通ります。親が自活できないからといって必ずしも同居しなければいけないわけではありません。

生活保護を受けさせるという選択肢



とはいえ自活できない母親を餓死させるわけにはいかない、法的な拘束力がないとはいえ人道的にみて同居して生活費負担するしかないと思うかもしれません。しかし、母親に生活保護を受けさせるという手段があります。

仮に母親が役所に生活保護申請して、あなたに援助できないかという確認の連絡が来ても、自分一人やっていくので精一杯だからと言えば、役所も強くは同居や援助を要求することはありません。

ただ母親が生活保護申請する際に、門前払いを受けたりすることや、母親が生活保護は嫌だと拒む場合もあります。そういった場合は、弁護士と相談するのも良いと思います。